マッサージがもたらす健康効果

疲労回復や、リラックスに効果があると言われるマッサージ。
ゴルフリトリートでは本格的なSPAでのマッサージを毎日のプログラムに入れています。
その効果や理由についてまとめてみました。

マッサージの種類

一言にマッサージと言っても様々な種類があります。
「ヘッドマッサージ」や「フットマッサージ」というように特定の部位に働きかけるものや、「アロママッサージ」や「オイルマッサージ」というような香りや原料に含まれる成分を発揮させるもの、「タイ古式マッサージ」や「台湾式リフレクソロジー」など文化や宗教によって発達してきたホリスティックなものまで様々です。

特にアジアはマッサージ大国と呼ばれるほどマッサージの文化が根付いていますが、中でもタイ式マッサージはインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の影響を受けており、伝統的な体液(リンパや血液)理論や薬草学が特徴で「世界一気持ちいマッサージ」とも形容されます。

TheGolfretreat_Thailand_massage01

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マッサージの本当の効果

タイ古式マッサージに限らず、マッサージには様々な健康効果があると言われていますが、実は手技自体が直接筋肉の疲労回復に働きかけるエビデンス(科学的根拠)は存在していません。
(炎症や痛みに直接はたきかけることは分かっていないが、マッサージによってミトコンドリア:ATPアデノシン三リン酸へのエネルギー変換をもたらす細胞小器官ミトコンドリアが増加することは分かっている)

一方で、マッサージのリラックス効果については数多くの研究があり、人間がストレスを感じているときに発生するコルチゾールというホルモンがマッサージによって低下することや、「抗ストレスホルモン」と言われるオキシトシンが増加し、マッサージを受けた人たちのうつ病や不安障害の症状が改善されたことは確認されています(Mark Hyman Rapaport博士らの研究)。

マッサージというと、筋肉疲労やコリを取り除くというイメージがありますが、実はストレス解消やリラックスへの効果が高いのです。

マッサージは副交感神経に働きかけることで効果をあげる

では実際に筋肉の疲れはマッサージではとれないのか?というと多くの方がマッサージによって疲れが取れたと感じます。

これらのことから考えられることは、マッサージはリラックス効果やストレス解消効果が非常に高く、それが疲労回復や体の機能を修復を司る「副交感神経」へ働きかけることで効果を発揮すると考えられます。

「交感神経」と「副交感神経」は「自律神経」と呼ばれ、手や足などの筋肉を動かす運動神経とは異なり、われわれの意思とは無関係に「自律」して体の各臓器をコントロールしています。
例えば、心臓の拍動、呼吸、体温、消化、ホルモン分泌などは自律神経の働きによるもので、わざわざ「心臓を動かそう」というように意思が関係しないのは自律神経の働きによるものです。

自律神経はホルモンと並ぶ体の二大調節機構であり、中でも「休息の神経」とも呼ばれる「副交感神経」が優位に活動することで、血管を拡張させて血流をよくしたり、ホルモン分泌を増加させたりする働きがあります。
その副交感神経は、筋肉が弛緩したり、呼吸が穏やかになると優位に働きやすいと言われていて、マッサージではこうした要素を満たしていると考えられます。
こうして副交感神経が優位に働くこと、血管が拡張し血液やホルモンが体中の細胞に運ばれやすくなるため、細胞が効率よく「栄養の吸収」と「老廃物の排出」を行うため、細胞が回復し、疲労感の減少や、リフレッシュしたと感じるというメカニズムです。

要するに揉むという直接的な行為で疲れが取れるメカニズムではなく、リラックスすることで血流がよくなり「栄養の吸収」と「老廃物の排出」が細胞へ効果的に行われるため疲労が回復する。というメカニズムということですね。

マッサージの効果を上げるにはどれだけリラックスできるかが重要

これらのことから、マッサージを効果的に活用するには
・リラックスできる環境で施術をうけること
・痛みや不快感がなく、気持ちいい施術を受けること
・光や、香り、音など五感への働きかけもリラックスに効果的
・呼吸を意識すること
・水分をしっかりとること
などが効果的だと考えられます。

いかがでしたか?
心身をリラックスさせることで、細胞の回復をはかるマッサージ。
ゴルフリトリートでは実際に視察を行い、これらの要素を満たすSPAをご用意しております。
「世界一気持ち良い」と言われるタイマッサージ。ぜひ受けてみてください。

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